地域ガイド育成講座(エキスパートコース)
目的
近年、体験型観光や着地型観光への関心が高まる中、地域資源を活かしたプログラムづくりと、それを担うガイド人材の高度化が求められています。観光客は単なる名所めぐりではなく、地域の自然・文化・暮らしに触れる「記憶に残る体験」を重視する傾向にあり、その質を大きく左右するのが“現場で案内するガイドの力”です。
これまで実施してきた「地域ガイドリーダー養成講座(基礎編)」では、案内に必要な基礎知識や基本技術を習得してきました。しかし実際の現場では、安全確保、顧客対応、物語性のある解説、さらには情報発信力など、より高度で多面的なスキルが不可欠となっています。
今回の「エキスパートコース」では、次の四つの柱を体系的に学びます。
・上級ガイドスキルの習得
・安全管理の高度化
・顧客対応力とホスピタリティ向上
・マーケティングとプロモーション
これらを通じて、受講者が地域の魅力を最大限に引き出し、「安心・満足・感動」を提供できるプロフェッショナルガイドとしての実践力を身につけることを目的とします。
背景と必要性
全国の農山漁村地域では、人口減少や高齢化により地域活動の担い手不足が深刻化する一方、体験型観光や交流人口への期待が高まっています。
地域の魅力を「人」の力で伝える観光の在り方が注目されるなか、地域に根ざし、自然・食・暮らし・文化を訪問者に伝えられるガイド人材の育成は、観光振興だけでなく、地域の持続可能な活性化に不可欠です。
また、農林漁業や地域の暮らしの価値をわかりやすく伝えられる存在は、教育旅行やインバウンド対応など多様化するニーズにも対応できる貴重なリソースとなり得ます。加えて、ガイド同士のネットワーク形成や地域内の関係人口の創出にもつながり、地域の自立的発展を支える基盤となることが期待されます。
実施内容
観光客の求める体験は「名所めぐり」から「心に残る出会いと学び」へと変化しています。
この講座では、現場で活躍するガイドに必要な高度なスキルを4つの柱から体系的に学び、地域の魅力を最大限に引き出せるプロフェッショナル人材を育成し、地域観光の質を高めます。
【期間】4日間の集中講座(地域事情によりOJT追加可)
【会場】全国(現地開催/現地フィールド使用)
【対象】現役ガイド・インストラクター・観光事業者 等(15名程度)
【講座内容】
1日目|上級ガイドスキル
プロ意識/ブランディング/ニーズ把握/ストーリーテリング/対応力
2日目|安全管理の高度化
リスク評価/中止基準/緊急対応/ヒヤリハット改善
3日目|顧客対応力とホスピタリティ
信頼回復/多様な顧客対応/+αの演出
4日目|マーケティングとプロモーション
SNS/口コミ/ターゲティング/集客導線
実施内容
観光客の求める体験は「名所めぐり」から「心に残る出会いと学び」へと変化しています。
この講座では、現場で活躍するガイドに必要な高度なスキルを4つの柱から体系的に学び、地域の魅力を最大限に引き出せるプロフェッショナル人材を育成し、地域観光の質を高めます。
【期間】4日間の集中講座(地域事情によりOJT追加可)
【会場】全国(現地開催/現地フィールド使用)
【対象】現役ガイド・インストラクター・観光事業者 等(15名程度)
【講座内容】
1日目|上級ガイドスキル
プロ意識/ブランディング/ニーズ把握
/ストーリーテリング/対応力
2日目|安全管理の高度化
リスク評価/中止基準/緊急対応
/ヒヤリハット改善
3日目|顧客対応力とホスピタリティ
信頼回復/多様な顧客対応/+αの演出
4日目|マーケティングとプロモーション
SNS/口コミ/ターゲティング/集客導線
カリキュラム構成
本講座は「上級スキル習得」「高度化した安全対策」「顧客対応力」「SNSプロモーション」という4つの柱で構成されています。各プログラムは、プロガイドとしての観光の担い手として求められる知識と技能を、実践的に習得できる内容としています。
受講後は、地域を引率するプロガイドとして活動できる人材を目指します。
❶台本・導線・写真ポイントまで設計できる「上級ガイド技法」
❷事故ゼロに向けた安全管理(判断基準・記録・改善)の実装力
❸体験価値を底上げする顧客対応・演出とクレーム回復手順
❹SNS/口コミを含む集客とKPI運用(催行数・満足度・安全)
特徴
- 地域に根ざしたプロガイド人材の育成に特化した実践的なプログラム
- 専門的な内容の座学で、今まで以上のプロフェッショナルスキルを習得
- より高度化した安全管理やリスクマネジメント、現場での対応力を強化
- 徹底したプロモーション戦略を学び、自らの活動にフィードバックする
- 講座修了者には「地域エキスパートガイド」としての認定証交付
- 講師は現役プロガイド・安全対策インストラクターの鈴木達志です
他事業との比較
本講座は、他の全国的なガイド育成事業と比較して、地域密着性と即戦力育成において優れた特徴を持ちます。以下に、一般財団法人都市農山漁村交流活性化機構が主催する「グリーン・ツーリズムインストラクター育成スクール(コーディネータ編)」との比較を示し、本講座の位置付けを整理します。
| 項目 | GTインストラクター育成スクール | 地域ガイド養成講座(プロコース) |
|---|---|---|
| 目的 | 地域コーディネータの育成 | エキスパートガイドの育成 |
| 対象 | GTインストラクターコース受講者 | 現役ガイド、もしくは経験者 |
| 内容の視点 | 予算収支・理論中心 | 実践中心・体験重視 |
| 講座構成 | 座学+グループワーク作業 | 座学+個人ディスカッション+ワーク |
| 実地性 | 現地見学あり | 実地検証によるフィードバック |
| 修了後の展開 | 所属組織でコーディネータとして活動 | 地域での中心的ガイド活動 |
| 講師陣 | 学識経験者・外部専門家 | 現役プロガイド |
| 地域との連携 | 企画提案支援型 | エキスパートガイド人材育成 |
| 宿泊の有無 | 3泊4日宿泊型 | 通い(柔軟に対応可) |
予算
本講座の実施にあたっては、以下のとおりの経費を想定しています。講座の規模や内容により調整可能ですが、おおむね以下の範囲内で運営が可能です。
【予算内訳(モデル例)】
運営費(事務運営費/テキスト資料作成費/講師謝金フィールドワーク経費含む):500,000円
【合計】 約500,000円(税別)
※会場費、旅費交通費/宿泊費等は実費請求です
※市町の助成事業・制度との連動や、地域の協力によるコスト圧縮も可能です
成果と展望
- 地域に根ざしたエキスパートガイド人材の育成を通じて、個人だけではなく、地域全体の観光力と受入体制の底上げが期待されます。
- 体験プログラムの商品化や教育旅行の受入対応にも活用され、収益性のある観光資源としての発展が見込まれます。
- 講座修了者のネットワークを構築することで、地域横断的な連携や情報共有の場を生み出します。
- 観光、農林水産、教育、まちづくり等、分野を越えた人材の交流と協働を促進し、地域全体の持続的発展につながることが期待されます。
開催のご相談は下記より
※会場費・旅費交通費・宿泊費は実費。助成事業との連動で圧縮可。

