夏休みの自由研究

西伊豆で夏休みの自由研究 ウニの殻 イワシの群れ ウミネコ シーグラス タカラガイ ムラサキウニ トンネル 海蝕洞 テーブルサンゴ 白い崖 洞窟(鼻の穴) 柱状節理 イシダタミガイ カゴカキダイ イソギンチャク ソラスズメダイ フジツボ カメノテ ヒライソガニ ヤドカリ

ヤドカリ

洞窟(鼻の穴)

ヒライソガニ

白い崖(凝灰岩)

テーブルサンゴ

海蝕洞

トンネル

カメノテ

フジツボ

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イソギンチャク

カゴカキダイ

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柱状節理

ムラサキウニ

タカラガイ

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ウミネコ

イワシの大群

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詳しく解説

ヤドカリ(イソヨコバサミ)

イソヨコバサミイソヨコバサミ
はさみは黄色斑点があり、左右同じ大きさで横向きに開きます。
触角は青く、体は深緑色で、ハサミと脚の先端は黄色で2本の縞があります。
ホンヤドカリよりも警戒心が強く驚いて引っ込んでしまうとなかなか出てきません。
潮だまりで一番目にするヤドカリです。
イボニシやクマノコガイなど頑丈な貝殻を家にしています。

ヤドカリ(ホンヤドカリ)

ホンヤドカリホンヤドカリ
ホンヤドカリ
甲長は約5mm。
体はオリーブ色で脚はソックスをはいたように白く無毛です。
触角はだんだら模様です。
ハサミは右が大きく成長しています。
イシダダミガイを家にしていることが多いです。
繁殖期は冬で、秋から春は雄がメスの入った殻をハサミでつかんだまま歩き回る様子が見られます。
ヤドカリ
●臆病な小心者

ヤドカリは字のごとく、貝殻に宿を借りて暮らしています。とても用心深く、人の気配を感じると、ピタリと動きを止めて殻に閉じこもってしまいます。しばらく観察していると、最初に触角を出して辺りの気配をうかがい、大丈夫そうだと感じるとハサミ、顔、足の順で出だして、何事もなかったかのように歩き出します。

●タラバガニはヤドカリ

右のハサミが大きい種はホンヤドカリ科、左が大きい種と左右均等な種はヤドカリ科です。食べて美味しい、大きなタラバガニは、実はカニの仲間ではなく、ホンヤドカリ科に属しています。

●独占欲が強い

春から初夏に、大きなホンヤドカリが小さなホンヤドカリを殻ごと持ち運んでいます。ちょっと親子のように見えますが、実はオスが卵を抱えているメスを、産卵するまで捕まえているのです。メスを持つのは小さなハサミです。時々、メスを取り合う、けんかしています。よく見ると大きなハサミを使っています。


洞窟(鼻の穴)

鼻の穴鼻の穴
 
 
沖合に浮かぶ漢字の山のような形をしている「尊之島」の外海側に開いている洞窟です。
シーカヤックで外海に出ると、まるで「鼻の穴」に見えます。
火山の根と言われる、溶岩が冷えて固まった柱状節理の島。
午後になると太陽が低くなるため、青の洞窟らしくなります。
まるでバスクリンを入れたようなブルー。
奥に続く洞窟は真っ暗でシーカヤックで進むには狭く、手探りで進むと5m先の穴から外の光が見えます。
暗い場所が好きで群れている魚「ハタンポ」が居着いています。
夜光虫(プランクトン)が入るとカヤックの周りを青く光る幻想的な姿が見られることもあります。

ヒライソガニ

ヒライソガニヒライソガニ
 
 
甲は前にやや広い四角で、ぺたんと平たくて(名前の由来)光沢があります。
磯の石や貝殻に擬態するように様々な模様と色があり、真っ白な個体から赤褐色や黄褐色などの地味な模様まで。成長するにつれてさらに変わってきます。
人間の顔と一緒で同じ甲羅の模様はありません。
水からでることは無く、常に転石の下に隠れています。
捕まえるコツは石をひっくり返したら、逃げ隠れる前に指で押さえることです。
甲幅2.5センチ。
【カニ釣り】
割り箸にたこ糸であたりめを結びつけます。
岩の間や割れ目、窪みなどイワガニが隠れていそうな場所を探して、ゆっくりと垂らして待ちます。
強烈なハサミであたりめを挟んだら、ゆっくりと引き上げましょう。
ハサミにはさまれないようにご注意ください。

白い崖(凝灰岩)

白い崖(凝灰岩)白い崖(凝灰岩)
 
 
火山の噴火したときに出る火山灰が海底に積み重なったできた崖です。
大昔(数百万年前)海の中で火山が噴火して、大量の火山灰が海に降り積もりました。
それが時間をかけて「凝灰岩」になりました。
柔らかな岩なので、波や風の影響を受けて削られ洞窟やトンネルなどもできます。
まっ白だけではなく、薄い茶色や濃い茶色など、いろいろな色があります。
よく見るとさまざま岩(溶岩弾)が埋まっています。まるでボルダリングのホールドのようですね。
白っぽく見えるのはガラスや軽石の成分が含まれているからです。
触ってみるとザラザラとヤスリのようです。

テーブルサンゴ

テーブルサンゴテーブルサンゴ
 
 
漢字では「卓状珊瑚」薄い円盤のような形で、中心から広がっています。
色は茶色や黄色っぽいものが多く、海の中でかがやいて見えます。
サンゴは植物のように見えますが、小さな動物(サンゴ虫)がたくさんあつまってできた colony(コロニー)です。
からだの中に「そう藻」という小さな植物をかかえていて、光を浴びて栄養をつくってもらっています。
海がきれいな所でしか生きられません。
成長すると、直径1メートル以上にもなります。
内海の波がないめがねっちょ(ゴジラ岩)や尊之島の内海側の穏やかなポイントで見られます。
まわりに熱帯魚や小さな魚たちが集まって住処にしています。
テーブルサンゴは光と温かな海水が大好きです。
薄い体でたくさんの光をあびるように、横に広がって育ちます。
田子湾は、黒潮(くろしお)の温かな流れがあたるので、沖縄よりもずっと北にあるのに、サンゴが育っています。
特に尊之島のサンゴは群生しているので見応えがあります。(15は見つけてね!)

海蝕洞(波食窪/ノッチ)

海蝕洞海蝕洞
 
 
波の浸食によって作られる自然現象で、海岸の崖にできることが多いです。
崖の基部に、波の浸食によって初めに波食窪と言われるくぼみができ、それが次第に大きくなって洞窟(海蝕洞)のようになります。
波にはとても強い力があります。何百年、何千年も岩に当たることで、少しずつ岩がけずられていきます。
特に、岩盤の弱い部分や、異なる種類の岩石が混在している場所では、浸食が早く進みやすく、海蝕洞が形成されやすいです。
凝灰岩(火山灰がかたまってできたやわらかい岩)など、柔らかい岩ほど早く削られます。
帰りのコースには「ゴジラの卵」と呼んでいる波食窪があります。(写真のもの)

トンネル

トンネルトンネル
 
 
尊之島の真ん中にぽっかりと開いたトンネルです。
ここから外海に出ることができます。
荒れた状況の日は内海とは全く違う、荒れている海を見ることができます。
柱状節理に開いた海蝕洞の一種です。
シーカヤックやSUPなどでしか通り抜けることはできません。
外海は一段と海の透明度がアップします。
シーカヤックの卒業試験で一度も岩に当たらないで通過できると合格です!
トンネル手前の右側に開いている穴は、洞窟(鼻の穴)と繋がっています。
この穴は「潮吹き穴」といい、波が荒れている日は海水が噴水のように5m近く吹き上がります。

カメノテ

カメノテカメノテ
 
 
岩に付いている部分は鱗状で見えている部分は爪のように見え、その形が亀の足に似ているため名付けられました。
貝のように見えますが、エビやカニと同じ甲殻類の仲間です。
潮間帯の上部で潮が引くと干上がる場所で岩の隙間に生息します。
殻の中に蔓脚という器官があり、干潮時には閉じていますが、海中では花のように開きます。
食用で味噌汁の出しにすると磯の香りが楽しめます。
3〜7センチ。

フジツボ

フジツボフジツボ
 
 
大きな個体は直径4cm、高さ3cmにもなります。
生まれたては富士山のような円錐型で殻も小さいですが、成長するにつれ殻の傾斜は急になり、円筒形に殻口が大きく開いてきます。
石灰質の殻は4枚からできていますが、互いに密着しているためよく見ないと縫合部分はわかりません。
表面はざらざらしています。
クジラやカメにもついていたりします。
卵は孵化するまで体内で守られ、孵化したばかりの幼生は海中を泳ぎながら、二枚貝のような形のに変化していきます。
最初に付いた岩の場所から一生動くことはありません。
最後に脱皮するとフジツボの形となります。
周囲の殻を少しずつ大きくし、中の体を脱皮させながら成長していきます。
潮が満ちてくると殻口から蔓脚(まんきゃく)と呼ばれる足を延ばしたり、揺らめくように動かすことで、海中に漂っているプランクトンを捕らえて食べています。
この蔓脚の動き方が、手招きするように見えることから「フジツボの足まねき」といわれています。

ソラスズメダイ

ソラスズメダイソラスズメダイ
 
 
とてもきれいなブルーで群れて泳いでいます。
尾びれに黄色が混じり、西伊豆の熱帯魚の王様です。
幼魚の頃は鮮やかな青色が成長して大きな個体になるとくすんできます。
転石の下に産卵し孵化するまでオスが卵を守っています。
冬になって水温が下がると体色も黒っぽく変化していきます。
全長9センチ。

タテジマイソギンチャク

タテジマイソギンチャクタテジマイソギンチャク
イソギンチャクは乾燥に弱いので地上にでている時は、体に海水をため込んで丸く縮んでいます。
体面は飴のようにツルツルと滑らかです。
暗緑色で黄色からオレンジ色の縦縞が入ります。
触手は薄い褐色をしています。
直径は1センチ前後です。

ヨロイイソギンチャク

ヨロイイソギンチャクヨロイイソギンチャク
触手は96本で、緑褐色から灰褐色をしています。
白斑が入っている個体もあります。
体壁には上下に並ぶ48列の吸着イボがあり、ここに多数の小石や貝殻をくっつけています。
干潮時に地上に出た時に、縮むとまるで、鎧を身につけたように見えます。
岩に擬態することで身を守ります。
直径3〜5センチ。
●触ってみよう

海中で花が開いたように触手を広げたイソギンチャクを見つけたら、指で触ってみましょう。

トンとたたいてみた時と優しく指をのせた時との反応の違いは、敵なのか?餌なのか?と思っているはず。

●触手の餌をあげてみよう

海藻や野菜、肉や魚などを小さく切ったもの、貝殻や小石を触手の上に静かにのせてみましょう。

海中のイソギンチャク

カゴカキダイ

カゴカキダイカゴカキダイ
 
 
伊豆自然学校のマスコットキャラクターでカヤックの旗に描かれています。
頭の後ろから急に盛り上がる背中の形が「駕籠かき(駕籠を担ぐ職人)」の肩を連想させることから命名されました。
とても鮮やかなイエローで黒色の5本ラインで目立つ存在です。
横縞に思えますが、魚は口を上にしたときのラインをさすため「縦縞」です。
大きく育つと体長20cm。

イシダタミガイ

イシダタミガイイシダタミガイ
 
 
殻の表面が、道路の石畳に似ていることから名がつきました。(パリの石畳が有名ですね)
殻口には牙のような白色の突起と四角い凹みがあります。
潮間帯の石下や岩の割れ目などで普通に見られます。
満潮時には活発に活動をしますが、干潮時には岩陰に隠れています。
近づくとポロリと岩から落ちるのは「ヤドカリ」が入っています。(貝なら動きません)
大きさ約2センチ。

【貝のトリビア】
貝は世界で10万種類以上、日本近海でも8000種以上が生息。貝類は昆虫に次ぐ種類の多さです。
大理石は貝などが積み重なってできた石灰岩が圧力と熱によって変化してできたものです。
世界一大きな二枚貝はオオジャコガイの1m以上。小さな貝は1mm以下のものもあります。
巻き貝のほとんどは上から見て右巻きなのです。
今でも貝がお金のパプアニューギニアでは、「タブ」とう貝殻の通貨(貝貨)が使われ、法律で決められた通貨「キナ」と併用されています。
「タブ」は地域通貨のような役割を果たしています。

柱状節理

柱状節理柱状節理
 
 
火山活動でできた溶岩やマグマが、ゆっくりと冷えて固まるときに、収縮(縮んで)してヒビ割れしてできる柱状の割れ目のことです。
断面は五角形、もしくは六角形でハチの巣状に並んでいます。
よく見ると四角形や七角形、八角形のものもあります。探してみよう!
時間をかけて冷えていくものほど太くなります。
シーカヤックで行った尊之島は「火山の根」と言われるマグマが固まってできたものです。
自然が創り出した芸術作品のようですね。
よく見ると柱の太さや傾き方向が場所によって違うことがわかります。
休憩場所のビーチにある石は、この柱状節理が割れて波で転がることで角が取れて丸まったものです。

ムラサキウニ

ムラサキウニムラサキウニ
 
 
濃い紫色で、背側は盛り上がり腹側は平たい半球状です。
トゲは太くて硬く、殻と同じくらいの長さで尖っています。
潮だまりの中で、体を上手に岩の隙間やくぼみに潜り込ませています。
餌の海藻を食べるために口は体の下にあり、上側は肛門です。
トゲを盛んに動かして移動します。よく見るとトゲの間から管足という細い足を出しています。
管足の吸盤の力はとても強く、波や潮に流されずに岩についていられます。観察ケースにもしっかりと張り付いてしまうので、無理にはがすと、管足の先がちぎれます。
殻径4〜7cm。

タカラガイ

タカラガイタカラガイ
 
 
卵形で表面はツルツルとしていて裏側の口が細いのが特徴。
3600年前の中国では貨幣として使われていました。
お金を連想させる「通貨」「買う」という漢字には「貝」という漢字が使われています。
「貝」という漢字はタカラガイからつくられたとも言われています。
生きているときには殻の大部分を外套膜に覆われているため、殻に傷がつかずにツルツルなのです。

シーグラス

シーグラスシーグラス
 
 
昔、海に捨てられ割れたガラスが長い年月をかけて、海中で波によって転がされることで、岩や砂と擦れて尖った角がとれて丸くなり、表面も曇りガラスのようになったものです。
茶色はビール瓶、日本酒の瓶。
青色は日本酒の瓶が多い。
珍しい色は赤色、黄色、オレンジ色。コレクターには垂涎ものです。
形も様々です。
金魚鉢の石の代わりにしたり、アート作品にしたり、加工してアクセサリーにもできます。
シーグラスは自然の力がゴミを宝物へとしたものですね。
何色を拾いましたか?

ウミネコ

ウミネコウミネコ
 
 
日本の代表的なカモメの仲間。
背と翼の上面は黒色で下面は白色、白い尾に黒帯が出ます。
鳴き声は「ミャーオ、ミャーオ」猫の鳴き声にそっくりです。
くちばしは黄色で、先が赤と黒になっています。
飛ぶのがとても上手で、風にのって長い間浮かんでいられます。
全長45cm、翼を広げると115cm。

イワシの大群

ウミネコウミネコ
 
 
海の表面近くを泳ぎ、敵から見つかりにくくするために、光をあつめてきらきら光るような動きをします。
大群でいっせいに同じ方向に泳いでいます。
プランクトンを口を大きくあけて、海の水ごとこしとって食べます。
動きがとてもそろっていて、まるで一つの生きもののようです。
「魚のカーテン」や「銀のなみ」とも呼ばれます。
大型魚にねらわれると、「うずまき」や「玉」のような形になって、身を守ります。

ウニの殻

ウニの殻ウニの殻
 
 
丸くて薄いピンク色や薄紫色。
ウニが死んだあと、やがてトゲがとれて、かたい「殻」だけが残ります。
それが波に流されて海岸に打ち上げられます。
まるくて軽く、薄い割に壊れやすいので注意。
ムラサキウニ、バフンウニ、タコノマクラなど、種類によって殻の形や色も違います。
ウニの殻コレクターもいるほど人気があります。
中にLEDライトを入れてスタンドを作ってみてもいいかも。